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町屋町の家

烏川の南岸をゆったりと走る道路より、少し入り組んで入ったところで分譲された土地の一角。
私道を奥まで入っていった突き当りで、分譲地の南西の角に当たる敷地は住宅地と農地の境目辺りに位置し、南側から西へと空き地に囲われている。
周囲の景色を取り込みたくて、その景色に囲われたくて、開口部をパノラマ状に配し連続させている。取り囲んだ空き地の先には竹薮や雑木林があり、遠く高台を望むことができる。
リビング西側には薪ストーブがあり、一人掛けの椅子など置いて火を楽しむ。庭側に寄せたダイニングテーブルで鳥達を見ながら食事をし、
東側のポーチからの続きのテラスでコーヒーを飲む。
玄関の内外には広い土間があり、使う分の薪をストックしたり、自転車おいたり、工具を置いたり、何かを造ったり。
周囲を気にせず過ごせるロケーションで、寛ぎを生活の中に溶け込ませられればと思う。


所 在 地   群馬県高崎市
構   造  木造在来工法
敷地面積   303.17u
建築面積    69.56u
延べ面積   106.82u
構   造  桑子亮/桑子建築設計事務所 
施   工  (株)オムニバス
写   真  arc-d
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